2017年08月27日

樹の幹で翅を休める ヤブヤンマ

三ッ池公園のヤブヤンマ1.JPG


August 2017
Canon EOS 5D Mark III
Canon EF70-300mm f/4-5.6L IS USM

ヤブヤンマ
Polycanthagyna melanictera
節足動物門 昆虫綱
トンボ目 ヤンマ科


撮影していたら、別のカメラマンの方に、「あっちでヤンマが翅を休めていますよ」と教えていただきました。

その場所を見てみると、せり出した樹の幹にぶら下がるように、このトンボがとまっていました。

日が射し込まず、また一定距離以上には近づけない場所でした。
手持ちの装備で可能な範囲で撮影し、トリミング・補正せずに掲載しています。

2枚目は、同じ個体を真横から撮影したショット。


三ッ池公園のヤブヤンマ2.JPG


腹部の形状を見ると、雌の個体かと思われます。

教えていただいた方は、「オオルリボシヤンマではないか」とおっしゃっていました。
その情報を元に帰宅後調べたところ、2枚目の写真に映っている、胸の黄色い斑紋の形状、そして1枚目の写真で(拡大しないとわかりづらいですが)背中に黄色い線が入っていることから、近似種のルリボシヤンマのメスと判断しました。

⇒「ヤブヤンマです」というご指摘を受けて調べたところ、腹部が曲線的になっていること、胸から腹にかけての黄色い斑紋の形から、「ヤブヤンマのメス」に訂正させていただきます。


いずれにしても、当ブログでは初掲載の種類です。
ヤンマ科のトンボとしても、オニヤンマに続いて2種類目の掲載です。

ヤンマ科のトンボは飛んでいる姿を見かけることはあるのですが、なかなか撮影できません。
このように人知れず、翅を休めていることがあるのですね。
かなり長い時間、この場所で撮影しましたが、この個体は動く気配がありませんでした。

ルリボシヤンマは涼しい場所を好む種類で、神奈川県では標高の高い場所で観察されることが多いようです。
関東地方では、東京都、埼玉県、茨城県で、準絶滅危惧種に指定されています。


⇒ヤブヤンマは早朝や夕方に活動で、日中は藪の中などで、草木の陰でじっとしていることが多いようです。
 この写真の個体はまさしくその、「じっとしている」時間帯だからこそ撮影できたようです。
 関東地方では栃木県で絶滅危惧U類、千葉県で準絶滅危惧種に指定されています。


三ッ池公園でもこのようなトンボが観察できるのですね。
教えていただいた方、そして情報をいただいた方に感謝です。


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posted by mak at 20:24| Comment(2) | 12_トンボ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本個体は残念ながらヤブヤンマの雌ですね。
Posted by at 2017年08月30日 12:36
教えていただきまして、ありがとうございます。
調べましたところ、ご指摘の通りヤブヤンマのメスのようですね。
記事を訂正いたしました。
Posted by mak at 2017年08月30日 20:05
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